聖書の読み方

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キリストの復活と聖書の信仰(9)

 前回に引き続き、聖書の信仰についての解説です。

 

 13.物語の結末
 さてアブラハムとサラの話は、次のような結末を迎えました。

 

 「主は、さきに言われたようにサラを顧み、告げられたようにサラに行われた。サラはみごもり、神がアブラハムに告げられた時になって、年老いたアブラハムに男の子を産んだ。」
 (創世記21章1節ー2節)

 

 そして、

 

 「アブラハムはその子イサクが生まれた時百歳であった。そしてサラは言った、『神はわたしを笑わせてくださった。聞く者は皆わたしのことで笑うでしょう』。」
 (創世記21章5節ー6節)

 

 こうサラは言ったと、聖書は伝えます。
いかがでしょうか?
 これが創世記に出てくるアブラハムとサラの、感動的な、(しかしとても信じられないような)
出来事です
 これはハッピーエンド、大団円だったと言うことですね。

 

 14.アブラハムの話とキリストの関係
 さてここまで、創世記のアブラハムとサラの話を解説してきました。
しかし、皆さんはおぼえているでしょうか?
 今回のメルマガのテーマは、「キリストの復活と聖書の信仰」でした。
つまりキリストの復活が、今回のメインのテーマなんです。
 ですがこれまで、(キリストとは一見無関係な)創世記のアブラハムの話を、
今まで延々と解説してきました。
 一体何故でしょうか?

 その理由は、今回のアブラハムの逸話と、キリストの復活の間には、
ある共通点があるからなんです。
 そしてそれについては、次回くわしく解説しましょう。

 次回に続きます。

 

 (2024年1月17日まぐまぐ!にて配信)

 

(このブログでは、日本聖書協会発行の口語訳を引用しています。

聖書 口語訳: ©日本聖書協会 Japan Bible Society

        1954,1955,1975,1984,2002)