(前回の記事は、こちら)
今回は、聖書の信仰についての最後の解説です。
18.キリストの復活は、「つまづきの石」であり続ける
今回までのメルマガでは、キリストの復活についての解説をしてきました。
いかがでしたか?
キリストの復活は、新約聖書の中の最も重要な出来事のひとつ、そう言っても過言でありません。
ですが、特に私たち現代人にとって、復活というテーマは、戸惑いを感じるというのが、
正直なところではないでしょうか?
それは、当然のことですよね。
しかしキリストの復活は、新約聖書の時代の人々にとっても、やはり信じがたいものでした。
福音書を読む限り、キリストの弟子たちですら、キリストの復活を本気で信じていたとは、
言い難いです。
そう考えると、このキリストの復活という主題は、人間にとって、永遠に「つまづきの石」で
あり続けるのではないか?
そう思います。
では、なぜ聖書は、この「キリストの復活」を強調するのでしょうか?
それは、本来ありえない復活という、人間の常識を一旦乗り越えることに、
キリスト教の信仰の意義を見出しているからではないかなと思います。
そこに、キリストの復活を信じる意義があるのではないでしょうか?
キリストの復活についての解説は、今回でおしまいです。
(次回の記事は、こちら)
(2024年1月31日まぐまぐ!にて配信)
(このブログでは、日本聖書協会発行の口語訳を引用しています。
聖書 口語訳: ©日本聖書協会 Japan Bible Society
1954,1955,1975,1984,2002)