聖書の読み方

メルマガのバックナンバーを掲載してます 更新は毎週水曜日と日曜日です

クリスチャンでなければ、救われないのか?(その1)

  (前回の記事は、こちら

 

 今回からのメルマガでは、キリスト教以外の宗教を信じている人たち、
つまり異教徒の人たちの救いについて、聖書がどのように語っているのか。
 それについて、解説をします。

 

 1.クリスチャンでない人は、救われないのか?
 さて今回からのメルマガでは、
クリスチャンではない人たち、つまりノンクリスチャンの人たちは、一体どうなるのか?
 この問題を、取り上げたいと思います。
 まあ、クリスチャンでない人たちというのは、
救われないのか? ということですね。

 

 さて、この問題は、
特に日本人にとっては、切実な問題ですよね。
 日本ではクリスチャン人口は、だいたい1%くらいだそうです。
 つまり、残りの99%の日本人は、
クリスチャンではないという、計算になります。

 なので、もしクリスチャンではない人たちは、
地獄に落ちるというのなら、
日本人の殆どに人たちは、救われることが、
ないということになります。

 まあ、それはおかしいだろう。
 そう感じるのは、皆さんだけでは、ないはずです。

 

 それに、もしクリスチャンでなければ救われないとすれば、
そもそも日本の場合、キリスト教が解禁されたのは、
明治時代なのだから、それまでの日本では、
キリスト教に触れるチャンスというのも、そもそもほとんどなかったはずです。
 (確かに戦国時代に一度キリスト教は伝わっていますが、
後に禁止されています。)
 そう考えれば、そもそもキリスト教に触れるチャンスもなかったのに、
ただクリスチャンではなかった、みなさんのご先祖様は、
ほとんどが、地獄落ちという、結果になってしまいます。

 

 さて、今回のテーマである、
ノンクリスチャンの救いという問題は、
以前のメルマガでも、一度取り上げたことがあります。

 ではなぜこのテーマをもう一度取り上げるのかというと、
私はこちら「まぐまぐ!」以外でも、
はてなブログにも、投稿しているのですが、
この「異教徒の救い」を取り上げた記事が、
けっこうアクセスが、あるんですね。
 少なくとも、私の書いた記事の中では。

 

 ですので、この問題は、
実はみなさんにとって、極めて切実な問題なのではないか?
 そう感じたわけです。

 ですので、今回改めて、
この問題について、解説をしたいと、
思います。

 次回に続きます。

 

 (2024年11月27日まぐまぐ!にて配信)

 

(このブログでは、日本聖書協会発行の口語訳を引用しています。

聖書 口語訳: ©日本聖書協会 Japan Bible Society

        1954,1955,1975,1984,2002)